Dear NIPPON

横浜ではたらくマイクロ法人社長のつぶやき

流れに身をまかせて・・・

Chers mes amis

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FROM:沖縄

ハイサイ。

ということで、一昨日から沖縄に来てる。仕事仲間と共にね。

初めての沖縄ということもあり、皆からODT(沖縄◯貞)とバカにされてるわ。苦笑

 

 

海外のリゾート地には、まぁまぁ行ったことはあるんだけどね。
今まで沖縄に来たことがなかったのが不思議なぐらい。


で、初めて沖縄に来た第一印象はって?
気候が抜群にいい。そして、なんとなく日本ぽくない。

 

沖縄といったらキレイな海。おいしい料理。アメリカ軍基地の問題。それぐらいの認識だったから、どこか違う国に来たと錯覚していたのかもね。

 

とは言っても、いざ実際に来てみるとやっぱり日本だね。
看板の表示は日本語。建物の雰囲気は日本家屋。もちろん住んでる人は日本人。

環境に対するストレス感は0。

 

ただ一つだけ違和感を感じることがあるとすれば、
それは、時間に対する感覚かな。

 


一昨日、那覇空港に到着後のこと。

すぐさまホテルに移動しようと送迎バスを探す。しかし、どこにも見当たらない。ホテルに電話をして確認してみると、もうすぐ到着するとのこと。

結局、送迎バスが到着したのは30分後のことだった。

 


そうなんです。のむらよしのり、基本的にせっかちな性格。

 

30分も待たせやがって、このヤロー💢と、ノドまで出かかった言葉を必死に飲み込む。
俺のイライラを察してくれたのか、まぁまぁとなだめようとしてくれる仲間たち。
これだから沖縄◯貞は困るわ、このソウ◯ウが!、、、と言わんばかりに呆れる沖縄経験者たち。笑
(ちなみに、俺以外は皆沖縄経験者)

 

なるほど。これがいわゆるウチナータイムと呼ばれるものか。沖縄独特の時間感覚らしいね。
沖縄行ったことがある人なら、一度は聞いたことがあるのかな?
 
 
普段、大都会の東京や横浜で生活していると、ついついいつもの癖で時間に対してせっかちになってしまう。
なんで時間通りに電車来ねーんだよ💢待ち合わせ時間に遅れて来るんじゃねーよ💢早く料理持ってこいや💢


やれやれ。ちょっと思い返すだけでも悲しくなるぐらい器の小さい男だよ・・・(ーー;)


 
でもここは沖縄。
急か急かしない。もっと大らかに。そして、のんびり自然体にいこう。
そう何度も自分に言い聞かせてみるものの、一度染み付いた習慣はなかなか取れない。ここまでくるともう重症だわ。f^_^;

 


よく「時間に管理される」や「時間に追われる」という表現がされるよね?
まさにそんな状態。毎日「時間」という名のタイムテーブルで必死にもがきながらダンスしている。


 

でも、よーく考えてみると「時間」というような、実体が無いものにどう管理されるのか?どうやって追われるというのか?

 

ふと我に返り、改めて考えてみた。

 


そもそも、時間というのは概念的なモノ。

時間に管理されたり、時間に追われているというのは、頭の中で勝手に作り出された幻想に支配されているに過ぎない。

 
つまりは、そういうことでしょ?

 
それがわかっただけでも、なんか肩の力がスッと抜けたようになったね^^


キレイな海。おいしい料理。過ごしやすい気候。
最高だわ、沖縄🎵

 

それと、もう一つ。

こうした時間に対する感覚をリセットできるのもまた一つ、沖縄の醍醐味なのかもしれないね^^

 

「おいおい勘弁してくれよ!沖縄◯貞がなに沖縄知ってるかのように語ってんだ!!」

 

そう仲間から言われそうだけど・・・(ーー;)

あの超一流企業から学べること

Chers mes amis 

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一昨日iPhone Xが発売されたね。

 
表参道のアップルショップは500人以上の行列ができたらしいよ。

毎回思うけど、なんなんだろうね、この熱狂は。苦笑

アップルが新モデルを発売するたび毎回ちょっとしたお祭り騒ぎになる。

 

一企業の商品がここまでクローズアップされるのってアップルぐらいじゃないかな。

まぁ、日本の企業も取り上げられないことはない。不祥事を起こした時なんかは真っ先にねw

 


かく言う、わたくしもアップルの大ファンでして。


iPhoneに限らず、iPadiPodMac、全ての機器のデザインや形は本当にオシャレだと思う。そしてカッコいいよね^^

 

スタバにMacBook持ってて、パチパチキーボード叩いてりゃ、たとえソリティアやっててもこいつ仕事できそうって周りから思われて、何となく優越感に浸れるでしょ?笑


もちろん、機能や性能は言うまでもなく素晴らしいし、外出するときには持ち運びにも便利だよね。

 

そして、何と言っても、今は亡き創業者ジョブズのカリスマ性と独創性ね。

亡くなった後もここまで影響力を与える人はなかなかお目にかかれないよ。

 

ぶっちゃけ毎朝聞いてるよ、スタンフォード大学でのジョブズの伝説のスピーチ。

毎朝鏡の前に向かって、「今日やろうとしていることは、本当に自分がやりたいことだろうか?」って自分に問いかける。

 

知らない人はこれ↓見て。

スティーブ ・ジョブズ・スタンフォード大・卒業式スピーチ・2005年 Steve Jobs Stanford 式辞 - YouTube

 

何度も聴きすぎて、もう今じゃあすっかりジョブズマインドが頭の中にインストールされてるわ^^

 


もちろん、それ以外にもアップルの魅力はたくさんある。
その中でも特に俺が気に入っているもの。そして、アップルの大ファンである一番の理由。

 

それは、

カスタマーサポートのコールセンターをとても気に入っているから。

 

どう?意外だった?笑


電話を掛けたことがある人ならわかると思うけど、対応が本当に素晴らしいんだよね。
手取り足取りわからないことを丁寧に教えてくれる。こちらの不安を察してくれているかのように、優しく話しかけてくれる。しかも、どのオペレーターに繋がっても素晴らしい対応をしてくれるとなれば、嫌でもファンになるよ^^


 
全てが「お客さま目線」の対応。

研修なり教育が徹底されているのが手に取るようにわかる。



そんなの当たり前じゃん!と言われれば、まぁ当たり前なんだけどね、、、f^_^;
ただ、そうした当たり前のことを当たり前にやれている企業って果たしてどれくらいあるんだろうね?

 

昔、中日ドラゴンズの監督やってた落合監督が言ってたわ。

「当たり前のことを、当たり前にプレーするのが一番難しい」って。


 
アップルという企業が多くの人から愛されている大きな理由として、
こうした目に見えないバックオフィスの存在が間違いなく後押ししていると俺は思ってる。

 
 
これは企業だけに限らず、個人にもあてはまるんじゃないかな?


皆から愛される人というのは、表に見える部分である、見た目、態度、振る舞い、言葉遣いはもれなく素晴らしいよ。そして、表に見えない、考え方、マインドセット、心構えといった裏の部分も抜かりなく磨いている。

 

どう?あなたは今でも磨いてる?こうした目に見えない部分を。

もう俺は、私は十分磨いた!このままで大丈夫、なんてあぐらをかいてない?

去年より進化してる?先月よりは?昨日よりは?

 

超一流企業ですら、商品だけに限らずバックオフィスをもっとより良くしようと少しずつ改良している。

今のままでいいなんて思った瞬間、トップの座から転げ落ちることを誰よりも知っているんだろうね。

 


個人だろうと企業だろうと関係ない。

こうした世界の超一流企業の姿勢から学ぶことはたくさんあるよ^^

”世界で最も格好良い男”と称された革命家

Chers mes amis

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9日の今日。
キューバ革命の指導者として活躍したチェ・ゲバラが亡くなってから50年を迎える。

 

職業、革命家。そんなぶっとんだ肩書きを世界で唯一名乗のる男。

格差や搾取からの解放を目指して、中南米の親米政権と戦い続けた男。

親米軍事政権への革命闘争に挑み、最期まで自分の信念を貫いた男。

半世紀経った今でも、世界中からものすごく人気のある男。

 

それがエルネスト・チェ・ゲバラ

 

つい先日まで恵比寿でゲバラの写真展が行われていたよ。
それぐらい日本でもゲバラの人気は高く、リーダーとしてとてつもない影響力を持つ人物。


生前、広島の原爆ドームキューバ使節団として訪れているらしく、それが日本との唯一の接点らしい。
その時、語った一言がいかにも彼らしい一言として、今でも語り継がれている。

 

 

「アメリカにこんな目(原爆を落とされて)に遭わされておきながら、
あなたたち日本人はなおアメリカの言いなりになるのか」

 

 

そう案内人に語ったという。

ちなみに、俺も隠れゲバラファンとして、彼の功績や信念に影響を受けた一人なんだよね^^


そしていま、ゲバラと行動を共にした日系2世のボリビア人を主人公にした映画「エルネスト」が上映されているね。もちろん、ソッコーで観てきたわ^^

 

一人の日系2世のボリビアフレディ・マエムラさんを通して信念とは何か。正義とは何か。祖国とは何か。改めて考えさせられる映画だったね。

 

確かに、ゲバラの生き方は今でも世界中から賛否両論あるのは事実。
英雄と称える人。革命家と崇める人。テロリストと恐れる人。反逆者と罵る人。いろんな評価がなされている。


ただ、前も少し歴史の見方について書いたけど、そんな後付けの評価なんてぶっちゃけどうでもいいわけ。
大事なのはコンテンツ(出来事)じゃなくコンテキスト(背景や文脈)。


なぜキューバ人でもないアルゼンチン人のチェ・ゲバラのような革命家が生まれたのか?当時の時代背景はどうだったのか?

死を覚悟して向かった最期の地ボリビアに向かった真意はどこにあったのか?

なぜ医者であるマエムラさんのような聖職者がゲバラと共に行動したのか?

 

あと、今回の映画エルネストを通じて、戦後多くの日本人が新天地を求めて南米に移住した背景も知る必要があると思ったね。

 

なぜ南米の人たちは今でも親日家が多いのか。
こうした日本からの移民の人たちが、0から築き上げた信頼と現地での功績が大きいのは間違いなさそうだ。


こうしたコンテキストの真意を突き詰めていけばいくほど、それこそ良いとか悪いとかの一言で片付けられないでしょ?すべての出来事って。

 

唯一わかっていること。

それは、

 


”批判される人間の銅像は立つが、
批判する人間の銅像は立たない”

 

 

映画エルネスト。強烈にオススメです👍

エルネスト~もう一人のゲバラ~

 

 

 

 


PS.
ちなみに、チェ・ゲバラのことをもっと深く知りたい人にオススメの映画3本。

 

モーターサイクル・ダイアリーズ

チェ 28歳の革命

チェ 39歳 別れの手紙

 

上から順に観てね(^_-)

 

 

 

 

PPS.

あと、映画エルネストで主演を務めるオダギリ・ジョーの演技は圧巻だね。
全てスペイン語で演じる役作りがいかに大変か、演劇のことを全く知らない俺でもそれぐらいわかるよ^^