Dear NIPPON

横浜ではたらくマイクロ法人社長のつぶやき

めんどくさい男

親愛なる情熱あふれる同志へ

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「もう、いちいちめんどくさい・・・」


そうため息まじりに何度も呆れかえるのは、彼女のえりこ。
その言葉の矛先は、そう。他でもない俺のこと。


どうやら俺はとてつもなくめんどくさい男らしい。。。
ちなみによく言う口癖は、


「コレってどういう意味があるのかな?」

もしくは、

「どういうつもりでアレって作られたのかな?」


目につくもの全てに意味を求めたがる彼氏。

街中を一緒に歩けば事あるごとに質問を投げかける彼氏。

興味が湧いた瞬間頭の中のクエスチョンマークをぶちまける彼氏。


そんな男の隣にいる彼女はおそらく気が休まることはないだろう。

 


もう無理。うんざり・・・

 


そして、たまらずとどめの一言。

 


「意味なんてそもそも無いんだってば!!💢💢」

  

「・・・で、ですよね。すいません。。。((((;゚Д゚)))))))」

 

すぐさま謝罪を入れる。

 

でも、やめないられない。


どんなに彼女を怒らせようとも、

どんなに罵詈雑言を浴びせかけられようとも、


どんなモノにも意味や目的を探さないわけにはいかない。


なぜなら、

モノの価値を世の中の人に正しく伝えられて、はじめてモノの存在意義が生まれるのだから。

 

これは人と人とのコミュニケーションでも同じことだ。

 

伝えたい真意を相手に正しく伝えられて、はじめてコミュニケーションというものは成り立つ。

 

逆に言えば、どんなに正しいことを相手に伝えたとしても、相手が理解して腑に落ちていなければ伝えていないのと一緒。

どんなに良いモノでも相手に価値を正しく伝えられなければ、世の中に存在しないのと一緒。

 

さて、そのモノや発言は、自己満足な情報発信になっていないだろうか?

独りよがりな主張になっていないだろうか?

こちらの一方的な要求ばかりになっていないだろうか?

 

「ベクトルはどちらに向いているのか?」

 

そして、「コピーライティング」というスキルは、
「モノの価値を正しく転送する文章技術」に他ならない。


今日はあなたにとって、おそらくあまり馴染みがないであろう、コピーライティングというスキルについて。

 


空想力を鍛える日々


「なんで踏切の色は黄色と黒のしましま模様なんだろう・・・
なにか意味があるのかな・・・」


ある日のこと。
車で踏み切りで電車の通過を待っている時、ふと考え込んでしまった。


ピンクと白のしましま模様という案は出なかったのかな?

いっそのこと目立つように全部金色にしても良かったのではないか?

そういえば、蜂の色って黄色と黒だから何か関係があるのかな?


そんなことを一人空想にふけっていると、後ろからクラクションが鳴る。
いつの間にか踏切は開き、慌てて発進する。


それから空想ライフが始まる。


「なんで鉛筆は六角形なのか?」

「新幹線の先頭はなんであんなカモノハシのクチバシのような形をしているのか?」

「なんでコンビニのレジの横にチロルチョコブラックサンダーが置かれているのか?」

 

どうでもいいことから、なんとなく気になることまで、
ありとあらゆるものに意味や目的を探す日々。


今となっては知らず知らずにやっていた、そうした思考の習慣が、
コピーライティングには大きく役に立っている。


トヨタ式「なぜなぜ5回」とは?

仕事の現場でも学問においても、本質をしっかり見極められなければ、
問題を解決したり、意義のある研究をしたりすることはできない。

 

そんなのいちいち言われなくても、誰でもわかってること。
ただ、本質を見極めることはなかなかできることではない。

 

でも、この企業はやはり一味違う。
今や自動車業界において「世界のトヨタ」と呼ばれて久しい日本を代表する企業の一つであるトヨタ自動車

 

この会社には、トラブルが起こった時に必ずおこなう、ある一つの伝統的な儀式がある。

それが、「なぜ?」を5回繰り返すというもの。
通称、「なぜなぜ5回」。


例えば、Aさんが体調不良を起こしたとする。


「なぜ体調が悪化したか」→ストレスを感じたからだ

「なぜストレスを感じていたか」→睡眠時間が短かったからだ

「なぜ睡眠時間が短くなったか」→残業で帰宅が遅くなったからだ

「なぜ残業するほど仕事が残ったか」→チーム内で適切に仕事を割り振れなかったからだ

「なぜチーム内で仕事を適切に振れなかったか」→チーム内で仕事の量や進捗を共有できていなかったからだ

 
Aさんの体調不良の原因は、
「チーム内で仕事の量や進捗を共有せず、一人で仕事を抱え込んでしまったから」だということ。
つまり、これが問題の本質となる。


体調を良くするための解決策は、

けっしてストレス軽減のために音楽を聴いてリラックスすることではなく、
精力のつく食べ物をたくさん食べることではなく、
10時間睡眠をとることでもない。


すぐさまチーム内で仕事量や進捗を共有して、作業を分担することだ。

「なぜ?」を繰り返して、本質的な原因を深掘りをしていく作業のことをいう。

 

のむら式「だから何?5回」とは?

コピーライターにとって特徴をメリットに変換する技術というのは、

野球選手にとって、ボールを投げてキャッチするぐらい当たり前にできなければいけないこと。

 

でも少しでも気を抜くと、ボールを後ろにそらしてしまう。
コピーライティングもそれと同じ。相手にメリットを伝えず、特徴だけを書いて終わってしまう。

 

そこで役立つのが、「だから何?」と5回繰り返すことだ。
通称、「だから何?5回」。


例えば、踏み切りの色は黄色と黒のしましまである。ということに対して、
「だから何?5回」を使うと、

 

「踏み切りの色は黄色と黒のしましまである」→人間の視覚効果でとても目立つので注目を集めることができる

「人間の視覚効果でとても目立つので注目を集めることができる」→歩行者やドライバーに注意換気を起こすことができる

「歩行者やドライバーに注意換気を起こすことができる」→生死の危険があると感じさせることができる

「生死の危険があると感じさせることができる」→踏み切りの手前で止まることができる

「踏み切りの手前で止まることができる」→踏切事故を減らす事ができる


踏み切りの色は黄色と黒のしましまである。それはつまり、
「踏み切り事故を防ぐためである」ということ。

「だから何?」を繰り返して、本質的なメリットを深掘りをしていく作業のことをいう。

 

そして、もう一つ大事なこと。
それは「誰にとってのメリットか?」ということ。


「me message」と「you message」の重要性


世の中のコピーライティングや広告というのは、
大きく分けてこの2種類に分けられる。

それは、


「me message」「you message」


me messageとは、
直訳すれば、私のメッセージ。つまり自分のことを書いた文章のこと。


例えば、

うちの店舗はどこにあって、スタッフが何人いて、こんな商品やサービスを取り扱っています。創業700年で、経営理念は、お客様第一。etc.

 

こんな感じで自分たちのことを延々と伝えようとしているメッセージのこと。

 

一方、you messageとは、
直訳すれば、あなたのメッセージ。つまりあなた(相手)について書かれた文章のこと。

 

例えば、

この商品を購入することで、◯◯することができますよ、とか、

このサービスを受けることで◯◯な気分になりますよ、とか、

これを使うことで、お金持ちに見られますよ、とか。

 

商品、サービスを購入した人へのメリットを伝えるメッセージのこと。


人がモノを買う時には、その大きさやデザイン、機能はもちろんだけど、
自分が得られる「メリット」をイメージしてモノを買う。


例えば、

この先日横浜駅のSOGOで買った、どこでも売ってるような、くし。

 

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色は青で、長さはだいたい20cmぐらい。持ち柄はちょうど手にフィットするようになっている。くしの先端は玉状になっていて、根元は丸みを帯びた空間がある。マイナスイオンを発生させるトルマリンが含まれていて、帯電防止剤が配合されている。

 

これが特徴。


次に、この特徴をメリットに変換する。

「だから、何?5回」の応用だよ^^


色が青なら、雑然とした洗面台のどこに置いてあっても目立つので、忙しない朝の出勤前でも、慌てて探すことなくすぐ見つけられます。もうこれで、朝の貴重な1分、1秒の時間をロスすることはありません。

 

持ち柄の部分は、ちょうど手にフィットするようになっています。くしを自由自在に動かすことができるので、目が届きにくい後ろ髪もしっかりセットすることができます。

 

くしの先端は玉状になっているので、髪や頭皮を傷つける心配はありません。さらに、頭皮へのマッサージ効果も期待できるので、新陳代謝を高め、つややかな髪に仕上がります。毎日使えば、あなたもこれで”美髪美人”の仲間入りができるでしょう。

 

くしの根元を丸みの帯びた空間を作ることで、髪に無理のないスムーズなくし通りを体験できます。髪の硬い人や抜け毛が気になる20代、30代の女性から、「こんなくしが欲しかった!」と、たくさんの喜びの声をいただいています。

 

マイナスイオンを発生させるトルマリンを含んでいるので、髪や頭皮を健康に保ちます。使えば使うほど頭皮の血行を促進し、フケやかゆみの抑制効果が得られます。フケが溜まるフラストレーションと頭皮の痒みのイライラから解放されるでしょう。

 

帯電防止剤が配合されていることで、枝毛や切れ毛を予防します。昔、付き合っていた彼氏に言われた何気ない一言、「枝毛や切れ毛が多くてなんか不潔っぽいよね」とは、二度と言わせません!

 

etc.

 

20代〜30代の女性をターゲットに書いてみました。(この作業、ほんとしんどいわ・・)

 


ちなみに、この「特徴」から「メリット」に変換する書き方を、

「ベネフィットライティング」って言うんだけど、コピーライティングのテクニックの一つだよ。

このしんどい変換作業をするのが、コピーライターのメインの仕事ってわけね。

 

で、どっちの文章が優れているか、もうわかるよね?
そう、「you message」の方ね。


ただ、残念ながら、、、

世に出回るほとんどの広告や文章は「me message」だという現実。

ちなみに、あなたならそんな広告や文章に興味を持つ?


俺だったら、


「お前の自慢の商品だか何だか知らないけど、そんなことどうだっていいんだわ。で?俺に何のメリットがあるわけ?」とか、


「我が社は創業700年の老舗の和菓子屋でウンチャラカンチャラ・・・そんなこと知ったこっちゃねーんだわ、お前んとこの店自慢なんて。で?本当に美味いの?」


プロのコピーライターとして個人的に思う、コピーライティングの一丁目一番地というのは、この「me message」と「you message」を明確に意識して書けるかどうか。


新聞の折り込みチラシの文章でも、ネットのHPの文章でも、メルマガの文章でも、Facebookに投稿する文章でも、ブログに書く文章でも、就活や転職活動の時に書く自己PR文章でも、

それこそ、女性に(女子なら男子に)告白するラブレターでも、ぜーんぶね^^

 

これだけ意識するだけでも、
読み手の気持ちに寄り添った文章が書けるよ。ぜひお試しあれ。

 


横浜在住の気分と態度は超一流のコピーライターより(`_´)ゞ

誰に、何を、どのように?

親愛なる将来の日本を背負って立つ同志へ

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これはもう今じゃあ、言わずと知れた周知の事実。

 

整骨院、歯医者、美容院は、今やコンビニよりも数が多いということ。

 

コンビニの数がざっと5万店。歯医者は約7万軒。

美容院の数はなんとコンビニの3.4倍の17万店舗あるらしい。


普段あんまり気にしてなかったけど、確かにそう言われればそうかも、、、
街を歩けば美容院や歯医者はいたるところに目につくよね。


そうした業界は、競合が多い分、競争も激しいのだろうなと簡単に想像できる。

まさに弱肉強食の世界。。。
 
 
まぁこれはどんな世界でも言えることだけど、

その中でも繁盛する店と繁盛してない店が分かれるのは興味深いよね。


昔、俺も旅館やゲストハウスで働いてたからわかるけど、

人気のある宿泊施設とそうじゃないところの差がハンパじゃないわけ。

 

 

じゃあその差って一体なんなのよ・・・

 

 

●世の中に出回る商品やサービスの中で、「売れている商品」が「売れていない商品」よりも本当に優れているのか?

●一番品質やサービス技術が素晴らしい商品が、一番売れているのか?

●飲食業、ホテル業、IT業界、士業、小売業、、、あらゆる業界でどうなんだろう?って。

 

そんな疑問をあなたも持ったことない?

ちなみに、これは俺の仮説だけど、

 

一番売り方がうまいところが繁盛している。

 

じゃあ、その売り方とは何か?

 

売りたいターゲットをしっかり決め、いろんなメディアを使って、心に突き刺さるメーセージを届けていること。

つまり、マーケティングのことだね。

 

ちなみに、マーケティングの世界で「ポジショニング」という言葉がよく使われたりするけど、これを意識してるのと、してないのとでは雲泥の差だよ。

 

例えば、サッカーのゴールキーパーが、

「僕はゴールも守るし、時にはフォワードの位置まで上がって点を取りに行くよ」

 

もし、そんなトンチンカンなことを言うゴールキーパーがいたら、

あなたなら何て言う?

 

俺だったら、アホか!と。

ゴール前から離れるんじゃねー!って言うと思うww

 

でも、世の中を見渡してみると、このダメなゴールキーパーのようにフォワードの位置まで上がって点を取りに行こうとしたり、

時にはミッドフィルダーの位置でボールをさばこうとしている個人や企業がなんと多いことか。

 

「この商品(サービス)は、老若男女、日本全国、24時間対応している今までにはない画期的な商品です」

こんなスケベ根性丸出しの商品やサービスを欲しいと思うかどうか。

俺だったら「いらねー」ってなると思うww

 

だから、そんな時。ぜったいに忘れてはいけない言葉がある。

 

「あれもこれもできるというのは、結局何もできないのと一緒」

 
いまの日本はあらゆるモノやサービスで溢れかえっている。


そうした現実を踏まえて、誰に、何を、どのように、貢献できるのか。
世の中のどんな悩みや問題を解決することができるのか。


それで?

それは一体誰のため商品なの??

 

 

 

 

 

 

 

PS.

サッカー日本代表監督が変わったね。ハリルさんから西野さんに。

あらためて勝負の世界はシビアな世界だなって思うよね。

俺が監督の良し悪しや、戦術・戦略、選手の選考とか語る資格はないし、評価するなんてもってのほか。

監督が誰でも、結局最後、ピッチの上で戦うのは選手だからね。

 

ただ、、、

去年の年末、1-4で負けた韓国戦のような覇気のない試合だけするのはやめてくれ!

そう心から願うのみ。

5/30に横浜で行われるワールドカップ前の国内最終戦は応援に行くからさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

PPS.

店舗経営者でインスタグラムをやってる人、

もしくは、これからやろうとしてる人向けのご案内。

インスタの基礎的なことがわかるよ。

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35歳転職定年説ってウソ?ホント?

親愛なるくすぶる同志へ

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JR京浜東北線の車内。
こんな広告が目に飛び込んできた。

 


「条件は、今よりいい会社。以上。」

 


転職情報会社、DODAデューダ)のキャッチコピーだ。
そして、サブタイトルにこう書かれていた。

 


「給料とか残業とかそういう理由じゃダメですか?」

 


(むむむ、、、なかなかいいキャッチコピーじゃないか・・・)

一人感心しながら、ノートにコピーをメモる。

 

でも同時に、なぜか悲しい気持ちになっていた。

 


おそらくこの広告のペルソナ(ターゲット)は転職を考えてる20代後半から30代前半。
今の会社に不満を抱え、転職してもっといい待遇の会社はないかと探しているサラリーマンに向けられたメッセージだろう。
もしかしたら、結婚していて専業主婦の嫁さんと子供が1人か2人いるかもしれない・・・


こうした企業広告から、今のサラリーマンが何を考え、何に重きを置いているのかがよくわかる。

 

もう一度心の中で反芻してみる。

 


「給料とか残業とかそういう理由じゃダメですか?」

 


やっぱり、何度読み返しても寂しい気持ちになる。
もし、このキャッチコピーに答えていいのであれば、俺の答えはこうだ。

 

 

「ダメじゃない。
でも、そんな働き方を定年まで過ごしてホントに幸せかい?」

 

 

35歳転職定年説ってホント?


都市伝説的に世間でよく言われる「35歳転職定年説」。

転職するなら35歳まで、という迷信的なもの。


正直なところ、それがウソかホントか俺は知らない。

 

てかぶっちゃけ、そんなのどっちでもいいとさえ思ってる。

 

ただ、ある人材派遣の経営者の人に聞く限り、
35歳というボーダーラインは今でも歴然と残っているらしい。

 

35歳という年齢は、もしかしたら一つの区切りなのかもしれないね。
それもそのはず、35歳というのが人生の”中間点”なのだから。

 

自然界における中間点というのは、二分の一ではなく、三分の一と言われている。
実は、22歳から35歳までの13年と、36歳から60歳までの24年は体感的に同じ長さなんだよ。

 

通称、ジャネーの法則というもの。

 

子供の頃にやたら長く感じた夏休みの40日間が、
30代40代になると、あっという間に過ぎてしまう、あの感覚に近い。

 

仮に22歳で就職して60歳まで仕事をすると、ビジネス人生は約40年。
三分の一というのは13年になる。つまり、35歳。

 

40歳を過ぎればビジネス人生はすでに6割終わってるから、60歳なんてすぐにやってくる。

 

人生というのは長いようで、実際は短いんだなぁって思ってしまうよね。

 

働き方改革」という言葉にダマされるな!

 

政府の発表いわく、2017年は働き方改革元年だったらしい。
働き方改革が技術革新を生み、市場開拓力を高めるとのこと。

 

アメリカ、フランス、イギリス、ドイツなど先進諸外国の平均労働時間と生産性を比較して、
日本人は労働時間が長い割に生産性が低いことを指摘する。

 

ある経済学者はこう言う。

 

「もしも日本の労働生産性をドイツ並みに高めることができれば、
一人当たりのGDPの35%増を見込める」


どう?これ読んでみて。

はっきり言って、何のことかチンプンカンプンじゃない?笑


技術革新を生む?市場力を高める?日本人は労働時間が長い?生産性が低い?

何だそれ。

 

労働時間が長い?生産性低い?だから何?
正直、そんなもんどうでもいいわって思ってしまう。

 

そもそも生産性って何だ?労働時間が長いって何をもって長いのか?とツッコミたくもなる。


大事なのって働く時間の長さとか、生産性とかじゃなくて、

「働くこと」で生み出された「価値」の方なんじゃないの?

 


なぜ、働く側にばかり焦点を当てるのか。

なぜ、労働によって生まれた価値にもっとスポットライトを当てないのか。

なぜ、その価値の恩恵を受ける人たちを軸に語られないのか。

 


こうした視点をもって「働く」ということを捉えれば、
何時間働くとか、生産性がどうとか関係なくないか?

 

 

で?結果世の中に何を生み出したんだい?

 


結局、この手の議論は”自分”にしか矢印が向いていないことに他ならない。
あなたが働くことで、その先にいる困っている人や感謝している人の存在がごっそり抜け落ちてるように思うんだよね。

 

もちろん、労働者の権利とか、働く労働環境とかは大事なこと。

それがよくないがために良質な商品やサービスの「価値」が消費者に提供できないのであれば本末転倒だからね。

 

でも、本来労働時間や労働環境といったことを語るのであれば、

エンドユーザーである消費者のことをベースに考えて議論されるべきことだと思う。

 

そして、こうした「労働」について語る前に、

この質問に対して自分なりの答えを出しておく必要がある。

 

 

「あなたにとって”働く”とは何ですか?」

 


ちなみに、俺が思う働くことの定義は、

 

「価値」と「価値」の交換。

仕事とは、お金と時間を手に入れるためにするのではなく、お金と時間を手に入れても一生やり続けたいという「使命感」で行うものだよ。


で?あなたはどちらの人生を歩むの?


おかげさまで先月33歳を無事迎えることができました。

これもひとえに、周りの人のお陰だとしみじみ思うね。


35歳まであと2年。年々、時が経つのは早いなぁと思うよ。

 

とは言っても、俺からすれば35だろうが40だろうが60だろうが一切関係ないと思ってる。
なぜなら、「一生現役」というものを人生のスローガンにしているからね。

 


ただ、個人的に35歳というのは、

2種類の人間に明確に分かれる分岐点なんじゃないかと思う。

 


一つは、自分の使命と向き合って死ぬまで世の中に価値を提供していこうと生涯現役を選択する人間。


そしてもう一つは、

35歳に転職定年を迎え、そのまま60歳という職業定年という道を選択する人間。

 


自分の人生のハンドルは自分が握ると決める人生か。

それとも、60歳という、昔どこの誰だかわからない政治家が決めた制度の名残りに従う人生か。

 


どちらの人生を歩むのか、それは俺やあなた次第。

その選択を迫られる時が35歳なんじゃないかな。

 

親から受け継いでいる最も価値ある相続財産。

それは、お金や地位ではなく、時間だということ。

 

このことに気が付けば、自分の人生と時間に対する価値観が変わってくるはず。

そして、もっと真剣に働くことについて考え、時間をもっと大切に使おうと考えるんじゃないかな。

 

 

最後にもう一度あなたに問うてみよう。

 

 

「給料とか残業とかそういう理由じゃダメですか?」

 


そう聞かれたら、あなたなら何と答える??

 

選択が迫られる35歳までに、自分なりの答えを見つけておこうではないか。

 

 

 

PS.

オススメ本を紹介するね^^

 

35歳から「一生、負けない」生き方 ランチェスター秘密の人生法則

竹田陽一栢野克己

 

俺と同じぐらいの年代で、かつ人生のハンドルを自分主導で動かしたい人は特にオススメ。

弱者が強者に勝つための指南書だよ👍