Dear NIPPON

横浜ではたらくマイクロ法人社長のつぶやき

あなたはどちらの人間?

箱根 39日目 東京オリンピックまで 1898日

 

箱根の異常報道が少しずつ、

減ってきましたかね。

 

さて、

今日書こうと思う記事についてですが、

読む人にとっては気分を悪くされるかもしれないので、

あらかじめ断っておきます。

 

なので、

気分を損ねたくない人はこの記事を読まないことをお勧めします。

まだ読んでます?

ありがとうございます。(^^)

では続きをどうぞ。

 

 

 

 

皆さんは、

 

「80:20の法則」

 

というのを聞いたことがありますか?

通称「パレートの法則」です。

 

世の中には大きく分けて80:20の割合の人たちで

構成されているという考え方です。

 

この法則は他にも多くの場面に当てはまりますので

興味のある方はご自分で調べてみてくださいね。

 

先日実際に箱根の観光状況をこの目で確認したことを

この法則に当てはめてみました。

 

大涌谷の規制など頻繁に箱根の火山情報を

マスコミで取り上げられていたので、

 

観光客もその分減ってるだろうな。と

想像していたのですが、

 

自分が想像していたよりは結構人の数があったんですね。

大半は外国人でしたが、

ちらほらと日本人の方もいました。

 

外国人は旅先の現地で得られる情報量というのは、

やはり日本人よりは少ないということもあり

火山の情報を箱根に来て初めて知るという人も多くいます。

 

もしくは、

世間が騒ぐほどそんなに大したことはない。

せっかくの日本の観光名所なのだから

 

多少のリスクを冒してもでも箱根に行こう!

と”完全自己責任”で行動する方も海外の人は多いです。

 

普段よりは観光客が少なくなっているとはいえ

それでも外国人の数が多いのはなんとなくうなずけるんです。

 

注目するべきところは、

”ちらほらいた日本人”です。

 

その方たちを見て、

わたしはこう思いました。

 

”みなさん旅上手ですね。よくわかってらっしゃる”

 

これだけ箱根の異常が世間で騒がれているにもかかわらず、

日本人ならいつでもどこでも情報が手に入る中で、

 

あえて箱根に来る。

ポイントはあえて箱根に行くんです。

 

 

なぜ、今あえて箱根を旅先に選ぶのか。

 

 

年間2000万人を超える観光客が押し寄せる箱根は

通常一年を通して観光客で賑わっています。

人でごった返しているという表現が適切かもしれません。

 

遊覧船やロープウェイは長い行列です。

カフェやレストランは人が多くてなかなか入れません。

登山バスはぎゅうぎゅう詰めです。

車は渋滞していっこうに前に進みません。

 

その中で、

このような出来事が起こりました。

結果、

箱根の観光客は減少傾向にある。

 

大半の人は、

箱根がなんかやばいらしい→箱根に行くのは当分控えよう

 

この大半の人たちの行動パターンが、

80:20の”80”にあたる人たちです。

 

安全保証を過度に好む日本人にありがちな行動パターンです。

 

思考停止人間。

指示待ち人間。

 

逆に、

箱根がなんかやばいらしい→でもそれって本当?→

詳しく自分で調べてみよう→箱根全体が危険ではないとわかる→

この騒動で観光客が少なくなるだろう→そうだ、箱根に行こう!!

 

この行動のパターンが、

”20”の人たちです。

 

自発行動型人間。

自己責任型人間。

 

ちらほらいた日本人の一人一人がどうゆう考えで

箱根に来たかは知りませんが、

 

少なくとも、

わたしはこういう思考回路です。

 

人混みを好む人は別ですが、

静寂を好む人にとったらこの騒動はむしろチャンスと捉えるべきです。

 

”今、お前は箱根で働いてるから、

箱根のPRのためにそんなことを言ってるんだろ?”

 

と言われそうですが、

決してそういうことではありません。

 

わたしは今まで周りから”危険だからやめとけ”

と忠告を受けてきたことに対してその信憑性を自分の頭で考えて

 

自己の責任のもとで行動を選択してきた自負のようなもの

があるので言わせていただいているのです。

 

これは旅行に限ることではありません。

人生のすべての選択についても言えることです。

 

また、

このような異常時にわざわざ来てくださる

お客さんのことを受け入れる側の人間からしたら、

 

いつも以上にありがたい特別な存在になりますし、

受け入れる側も人間ですのでいつもより木目の細かいサービスを

 

心がけようという気持ちになったりします。

中には特別なサービスをしてくれるところがあるかもしれませんよ。(^^)

 

ただ、

”risk”と”dangerous"は違いますからね。

 

riskはとるもの。(能動的)

あえてとることで、より価値のあるものが手に入ること。

 

dangerousはこうむるもの。(受動的)

なんとしてでも避けなければなりません。

 

ほんとうにdangerousな状態なら、

わたしはとっくに箱根を脱出しています。笑

 

あと何度も言いますが、

すべての行動は自己責任ということも忘れずに。

 

賛否両論あると思いますが、

さて、あなたはどっち?

 

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