Dear NIPPON

横浜ではたらくマイクロ法人社長のつぶやき

オススメ本 ”嫌われる勇気”

お楽しみ様です。

 

自分の心構えひとつでいま置かれてる環境が違って見えてきます。
今日はそんなことをあらためて教えてくれる素晴らしい本を紹介します。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

言わずと知れた2014年のベストセラー本です。

どこに住んでいても人間関係は悩みの種となることがあり、そのために生活は満たされないものとなりがちです。

職場では、
陰口の的とされ、成績を上げたためにねたまれて不当な非難を受けることもあります。
いつも接する人の高圧的な態度のため、いらだちを覚えることもあります。

学校では、
子どもたちはいじめに遭い、嫌がらせを受け、仲間はずれにされるかもしれません。

ひとり親であれば、
その立場ゆえに他の人との関係で難しさを感じることもあります。
そのような問題のすべてが、多くの人の生活にストレスを増し加えています。

ストレスの影響は知らぬ間に蓄積され、やがて予告もなく限界に達することがあります。


そのため、
ストレスは忍び寄る殺し屋と呼ばれ、慢性的なストレスはじわじわと体を冒す毒とみなされてきました。
「今日、ストレスやそれに起因する病気は世界のほとんどの場所で、働く人々に強い影響を及ぼしている」と、ミネソタ大学のロバート・L・ベニンガ博士は言っています。

ストレスに関連した病気で米国経済には毎年2000億ドルの損失が生じている、と言われています。

ストレスは、アメリカの最新の”輸出品”とさえ呼ばれ、英語から来た”ストレス”という語は世界の主要な言語の多くで使われています。

ストレスを感じながら、予定していたことが終わらないと、自責の念に駆られるかもしれません。最近の調査によると、平均的な人で1日に2時間ほど自責の念を抱くということです。

 

どうすれば、日々直面するそのような問題に対処し、満足のいく生活を送ることができるか。
そのヒントが書かれている本です。

 

この本の原典著者アドラーはこう言っています。


「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」

 

どんなにあなたががんばっても他人は変えられない。

また、

イギリスのことわざに、


「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」
ということわざがあります。

 

わたしはこのように解釈しています。
いくら物事の道理や本質を正しいことを相手に言い聞かせたところで、相手にそれを聞き入れ受け入れてもらえなければ、それはすべてあなたの自己満足である。

 

この本はほんとうに素晴らしい本だと思います。
わたし自身、この本から学んだことを日々意識しています。
箱根にいるときにこの本に出会い、精神的に何度救われたかわかりません。

 

わたしが感じた”水辺”をこれからも紹介していこうと思います。

嫌われる勇気

強烈にオススメです。