あなたはスンドゥブという料理を知っていますか?
どうやら韓国の鍋料理みたいです。
こんなの
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ちょっと食べたあとの写真なのであまりおいしくなさそうですが・・・
おいしそうなスンドゥブはこちらで
今日はこの料理を紹介します!
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ではなくて、
この料理を注文するまでのエピソードをご紹介します。
オフィス(最近横国大をそう呼んでいます)の学食でのこと。
午前中に大学の図書館で作業をし、
昼になってお腹が空いたのでいつものように学食へ行きました。
わたしはいつもカレーライスにほうれん草をサイドメニューで食べるのがお決まりのパターンなのですが、
掲示板に”今週のおすすめ料理”なるものが貼り出されているのに気付きました。
その名も、
「スンドゥブ」
学食の掲示板に料理の写真は載ってはいましたが、
スープなのかラーメンなのかその中にご飯が入っているのかわかりませんでした。
興味があったので、料理を注文するとき、
スンドゥブってどういう料理ですか?と学食のおばちゃんに聞きました。
とんこつスープと豆板醤だったかな?をベースにした豆腐料理です。と教えていただきました。
(おっなんか、おいしそうじゃん)
ご飯は入ってないんですか?
ー入ってないです。
(ご飯食べたかったんだよなぁ、なんだ入ってないのか・・・)
(まぁいいや、いつものようにカレー頼むか)
じゃあ、カレー・・・
ーでも、それとは別に小ライスを頼んでいただいて、最後に雑炊として食べてもおいしいですよ!
!!!!!!!!
それじゃあ、
スンドゥブと小ライスお願いしますっ!!
どうですか、この光景、
カウンター越しのうれしそうなわたしが、思い浮かびますか?
もう、笑っちゃうでしょ。(^ ^)
学食のおばちゃんにしっかりセールスされちゃいましたよ。笑
決め手はこのおばちゃんの食い気味小ライスですね。
あまりの自然な流れに思わず、商売上手ですね、って言っちゃいましたもの。
これマーケティング用語で「アップセル」または「クロスセル」なんて言いますが、学食のおばちゃんが無意識にやってるなんて驚いちゃいましたよ。
マクドナルドとかでハンバーガー単品で注文すると、
「ご一緒にナゲットもいかがですか?」
と同じやり方です。
まぁそれが当たり前なんですけどね、
でも、これってすごく大事なことだと思います。
しっかりお客さんの欲求を察してご飯を勧める。
もし、おばちゃんの食い気味小ライスがなければ、わたしはカレーを頼んでたわけです。
少し大袈裟かもしれませんが、
横浜国立大学の学食でこの「スンドゥブ」という料理を食べられなかったら、
わたしはこのおいしい料理を一生知らないで人生を終える、なんて可能性だってあるわけです。
でも、
学食の優れたセールスウーマンによってわたしの欲求は満たされたわけです。
今思い返してみても、あの”神のお告げ”がなかったらと思うと、いまごろ欲求不満で寝れてないでしょうね。笑
ただ、
まさか学食のおばちゃんにクロージングされちゃうとはねぇ。(^ ^)
あれはかなりのやり手だわ。
セールス初心者のわたしからすればどんな些細なことでも勉強になります。
目を向ければどんなところにも学ぶチャンスはあるということですね。
PS
過去に書いた記事をまた読み返せるようにカテゴリー分けしました。
また暇な時間にでも読み返してみてくださいね。
野村美徳