2020年7月24日 東京オリンピック開幕当日まで、あと1598日
お楽しみ様です。
のむらよしのりです。
人間の感情に強烈に影響を与えるものに「恥」があります。
人前で恥をかきたくない。
失敗したくない。
ばかにされたくない。
批判されたくない。
軽く見られたくない。
最近この「恥」という感情が自分にとって大きな足かせになる時があります。
こいつのせいでなかなか体が動かない・・・
最近そんなことを考えていたところ、
ばっちり「嫌われる勇気」に書いてありましたよ、「恥」について。
「人は可能性の中に生きたがる」
この表現、とてもおもしろいですね。(^ ^)
言い換えれば、可能性という幻想に生きている。
そんな感じでしょうか。
本の中にこんな例えが出てきます。
「ある若者が小説家になることを夢見ながら、なかなか作品を書き上げられない人がいます。彼によると、仕事が忙しくて小説を書く時間もままならない、だから、書き上げられないし、賞の応募に至らないのだと・・・」
はたしてそうか?
「応募しないことによって「俺はやればできる」という可能性を残しておきたい。人に評価されたくないし、ましてや駄作を書き上げて落選する、という現実に直面したくない。時間さえあればできる、環境さえ整えば書ける、自分には才能があるのだ、という、つまり、可能性の中に生きていたいのだ」
ぶっちゃけ、僕はこれ読んだときドキッてしましたね。
(あぁ俺のことだ・・・って)
この本読んでてたまに怖くなりますよ。(^ ^)
あまりにも自分に心当たりがあることが書かれているので・・・
昔、学校のテストなんかで、たまにいましたよね?
「勉強すれば、おれはいい点がとれる」なんて言う人。
でも、そんなこと言っても結局その人は勉強しない。
なぜか?
がっつり勉強していい点が取れなかったときに恥をかきたくないから。
まさに、可能性のなかに生きている状態ですね。
実は、今の僕もばっちり当てはまってるんですよ。。。
コピーライターとして書き上げた文章があまりにも拙いと酷評を受ける・・・
するとどうなるか?
おもしろいことに全然筆が進まなくなるんですよ!
キーボードがたたけなくなるんですよ!
もう、気後れ感が半端じゃない。。。
もう、そうなったら、おしまいね。
強烈に可能性の中に生きたくなる!
つまり、何も書かず、俺はやればいい文章書けるんだよね〜、と周りに吹聴したくなる。
体は正直です。現実逃避しまくるんだもん。笑
ほんと、困ったものだ。。。
でも、こうした「恥」という感情を乗り越えない限り次のステージに進めないんでしょうね。
素早くテストして、素早く失敗して、素早く恥かいて、素早く改善して、素早くまたテストして、素早く失敗して、素早く恥かいて・・・
”人間なんて、結局裸で生まれて、裸で死ぬんだよ?”
いい言葉ですね。笑
あなたはどう?たくさん恥をかいてますか?