「あなた」を意識して情報発信する同士へ
こんなおもしろい実験結果がある。
学生時代の友人たち数人に集まってもらう。
そして、目の前に学生時代の懐かしい写真を並べる。
修学旅行の集合写真。学園祭の写真。クラブ活動の写真。授業を受けている写真・・・etc.
「わー、懐かしい!」
当時の思い出話で盛り上がる。
さて、ここからが実験。
参加した彼らは「懐かしい」と言いなから並べた写真から最初に何を探したか?
初恋の人?お世話になった先生?それとも無二の親友?
どれも違う。
そう。若き日の「自分」。
参加した全員が最初に探したのは「自分」だった。
この実験から何がわかるのか?
けっして忘れてはいけない、ある重要な事実がわかる。
人が一番強い関心を持っているもの。
それは、「自分自身」だということ。
人は「自分」のことが大好きで、大好きで、たまらないということ。
そしてこの事実は、僕たち「情報発信者」がけっして忘れてはいけないことでもある。
どんなメッセージを書けば、読者の関心を惹きつけることができるのか?
どんな内容を伝えれば、お客さんに興味を持ってもらえるのか?
答えは一つ。
読み手(お客さん)のことを書けばいい。
コピーライティングで一番難しい、そして一番重要な仕事は読者の関心、興味を惹きつけることだと言われるゆえんはここにある。
メッセージは必ず”あなた”のことから始めよう。
お客さんの痛み、ストレス、悩みを理解して共感する。
メッセージを読み続けてもらうには、常に相手のことを書く必要がある。
今あなたが読んでるこのブログだってそう。
書き手(のむらよしのり)のことなんて、あなたは全然興味ないでしょ?
テメー(のむらよしのり)が何を書こうが何を思おうが、あなたは「どうでもええわ!」って思ってるでしょ?
「で?お前(のむらよしのり)は、私(あなた)に何をもたらしてくれるの?」って思ってるでしょ?
そう思ってあたりまえ。
俺があなたの立場だったら間違いなくそう思うしね。笑
くどいようだけど、大事なことだからもう一度書くね。
人は「自分」のことにしか興味を示さない。
コピーライティングの大鉄則。
最初から最後まで、「読者」を主役にして語ろう。
ps.
もしあなたも僕と同じように「情報発信者側」なら、、、
この記事はきっと「あなた」に役立つと思う^^
参考まで。
⇒ 【必読】コピーライティングの一丁目一番地「Me message」と「You message」を意識せよ!