「与えること」「受け取ること」に貪欲な友達へ
From:のむらよしのり
この前の月曜日。
朝、いつものように馬車道にある通関士の職場へ行った時のこと。
事務所が入ってるビルの清掃のおばちゃんから、高級筆記具メーカーで有名なCROSSのボールペンをプレゼントとして渡された。
あまりにも突然のことだったから、一瞬頭の中がパニックになる。
理由を尋ねると、こんな答えが返ってきた。
「いつも気にかけてくれてありがとう。あなたからいっぱい元気をもらってるから受け取ってほしい」とのこと。
正直なところ、「え、たったそれだけのことで?」と、内心思ってしまった。
確かに、俺は清掃のおばちゃんやおっちゃん達と仲がいい。
みんな定年退職をされていて、俺より一回りも二回りも年上のシニアの方達だ。
ビル内で会ったら必ず挨拶するし、ちょっとした冗談も言い合ったりする。
相手に声をかけ、耳を傾ける。
俺がおばちゃんにしたことはそれだけだ。
俺からすれば、「たったそれだけのこと」だったかもしれないけど、相手からすれば、それ以上に価値を感じてくれていたんだね。
「相手にとっての価値とは何か?」
ちなみにこれ、今回の話に限らず、仕事においても同じことが言えるよね。
自分では「大した事ではない」と思っていることでも、相手にとっては「喉から手が出るほど欲しいもの」だったりする。
あなたにとっての価値とは。彼にとっての価値とは。彼女にとっての価値とは。お客さんにとっての価値とは。道を歩いてるあの人にとっての価値とは。
「それは一体何だろうか?」と、いつもアンテナを張り続ける。
そこに解決したい悩みや問題だったり、実現したい欲求や願望だったり、何かしらのビジネスのヒントが見つかったりする。
よくコピーライティングは、「情熱を転送するスキル」なんて言われたりするけど、さながらコミュニケーションとは、「心と心を通わせるスキル」ということだな。
なるほどね。また一つ、大事なことに気づかせてもらったわ。
もちろん、俺もまだまだ他人に講釈たれるほど、できた人間じゃないのは百も承知。
でも、やっぱ改めて思う。クソ大事だわ、この2つのスキルは。
スキルは磨けば誰でも身につけられる。つーことだもんで、俺らも死ぬまで磨いていこまい。
で、結局プレゼントは受け取ったのかって?
当然!
相手の好意に感謝しつつ、「いつか僕が婚姻届を書くことになったら、このペンで書きますね」と言って、快くプレゼントを受け取ったよ。
相手の感謝を素直に受け取るのもまた、相手を尊重する一つの意思表示だと俺は思うからね。
さて、お返しは何をプレゼントしようかな...
「与える」ことの喜びもまた、「受け取る」ことの喜び以上に、幸せな気持ちになれる事も忘れたらいかんよな。
ps.
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