Dear NIPPON

横浜ではたらくマイクロ法人社長のつぶやき

初公開。これからの15年間の3つのテーマ

誕生日を祝福してくれる友達へ

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From:のむらよしのり

この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか?そうではない。最も頭のいいものか?そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ

まだ20代前半だった頃。

この言葉に初めて出会った時の衝撃は今でも忘れない。

唯一、変化に対応できる種だけが生き残れる。

進化論で有名な、チャールズ・ダーウィンの言葉だ。そして、その後、この言葉が俺の人生の指針になった。

 

今日はちょっと長めに書くわ。なんつったって誕生日だからね。

そう、2月20日は俺の誕生日だ。ありがとう。36歳になったよ。

毎度のことだけど、誕生日を迎える度にしみじみ思う。ここまで生きてこられたのは、ほんと周りの人たちのおかげだなって。カッコつけて言ってるんじゃないよ。本当に心の底から思ってる。

特に、親には感謝しかないわ。今こうして大きな病気を患うことなく、五体満足で幸せに生きていられるのは、二人の献身無くしてありえないもんね。たぶん、これを読んでるあなたも同じように思ってるんじゃないかな。

ちなみに、このブログ、俺の親も読んでるんだよね。自分の親が読んでるって、なんか変な感じでしょ?笑

そう思うと、中途半端なことは書けないし、ましてや、思ってもないことを書いたり、ペラッペラなウソ情報は絶対に書けんわ。

もし、俺がそんなことをしたら誰が一番悲しむか。言うまでもなく、俺の両親だよね。親に対して恩を仇で返すような、クソったれだけには絶対にならないから、これからも楽しみながらブログ読んでね。

ということだで、今日は俺の36回目の誕生日ってことで、節目としてはちょうどいいもんで、ちょっと人生について語らせて。 

なんてことはないよ。

ただ、36年間生きてきてたその辺にいるような男が、普段大事にしてる価値観を紹介させて欲しい。ただそれだけこと。

 

じゃあ早速ね。まずはこれを見て。

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ここに書かれているのは、27歳(2012年)〜41歳(2026年)までの15年分の俺の歴史と計画だ。

2012年、27歳の2月。今から9年前のちょうど今ぐらいからこの年表を書き始めた。その年、俺はサラリーマンを辞めた。

そして、「これからの15年間、どんなテーマで生きていくか」を真剣に考え始めたのもこの時期からだ。その時、参考となった言葉が、冒頭の言葉であるのは言うまでもない。

じゃあ、変化に対応できる人間になるためには、何をしなければいけないのか?

ちなみに、俺は3つあると思ってるよ。


・見聞を広めること

・教養を深めること

・適応能力を高めること


そして、「これからの15年間のテーマ」をこの3つに狙いを定めた。

一つ一つ説明するね。


■1つ目:見聞を広めることとは?

見聞を広めるとは、字の如く、世の中を見て回るということだ。

ちなみに俺は、今は縁もゆかりもない横浜に住んでいるけど、生まれてから27歳まで旅行以外、一度も愛知を出たことがない人間だ。

地元の大学を卒業した後、中部国際空港でサラリーマンとして5年間勤めた。

給料は悪くない。
休みはカレンダー通りにもらえる。
プライベートの時間も十分確保できる。

でも、仕事は毎日単調で、やりがいはほとんどなかった。変わりばえのしない平凡な日々を過ごすうちに、いつからか、

「こんなの俺が望んだ人生じゃねー!」

「このままじゃ、なんの面白味のない、クソつまらん人間になってしまう!」

「”世界で活躍する人間になる!”と誓った幼い頃の夢を諦めるのか?」

次第にそう強く思うようになった。

当時の俺は、圧倒的に世間を知らなさ過ぎたんだね。無知な世間知らずであるがゆえに、人生の視野が狭くなることに、強烈な危機感を覚えていた。

それからの俺は、知らない世界に”この身ごと”まずは飛び込んでみる。という精神で、フランス。高野山。大阪。箱根。そして、横浜と住む場所を転々としてきた。

その土地土地の文化や慣習、気候、建物、見るもの、聞くもの、食べるもの、住んでる人など、旅行では体験できないことを実際肌で感じることにより、

「多様性とは何か?」

「正義とは何か?」

「人々を理解し、受け入れることの重要性」

ということを深く考えるキッカケになった。

つまり、

見聞を広めること
=物事の本質を見極める能力を身につける

ということだ。


■2つ目:教養を深めることとは?

教養を深めるとは、簡単に言えば、勉強するということだ。

勉強と言っても、机の前に座って本を開いて学ぶことだけが勉強ではないよ。いろんな人の話を聴いたり、新しいことに挑戦して経験値を積むことも勉強だ。

ただ、ある研究機関が発表した、以下のような残念な調査結果がある。

24〜5歳くらいで日本人は学ぶことを放棄する。

ちなみに、この調査結果は、俺が大学生の頃から言われ続けていることだ。

よく日本は教育大国だと思われてる節があるけど、実際は、教育に力が入っているのは10代までで、義務教育が終われば、ほぼ全ての日本人は学ぶことを放棄してしまう。

また、日本の生涯学習率は、先進国中最下位だという事実もある。とにかく大人が勉強しないんだよ、この日本という国は。

ちなみに、去年あなたは何冊の本を読んだ?

どんな新しいスキルを身につけた?

そのスキルをどれだけアウトプットした?

どんな新しい出会いがあった?

つまりはそういうことだ。もう一度書くね。

24〜5歳くらいで日本人は学ぶことを放棄する。

残念だけど、これが現実。俺も含め、20代〜40代の働き盛りの日本人はこの客観的な事実から目を背けたらいかんよ。

ちなみに、これは今に始まったわけじゃない。

10年前も20年前も30年前も今と同じように、日本人は大人になったら勉強を捨てていた事実は変わらない。知識不足を他で補えるものがあったから、そこまで表沙汰にされなかっただけだ。

勘のいいあなたなら、お気づきの通り。そう。

一つは、体力と根性ね。

今のようにテクノロジーが発達していなかったから、あまり頭を使わなくても肉体的にがむしゃらに頑張ればどうにかなった。

もう一つは、終身雇用制度ね。

一度会社に入れば、首は切られないからね。

でも、少しずつ個人の努力や能力が評価される時代になってきているから、この二つに頼るのは、もう無理よ。俺が個人的に思うのは、これから残酷なまでに「知識の差」が、収入に反映される時代になっていくと思う。

言い換えると、手や足を動かすことにかまけて、脳を動かすことをさぼった人間から順に首を切られる時代になったということ。

これだけ「知識労働」の環境が整ってこれば、この流れは必然ちゃ、必然だよね。「テレワーク」という働き方もその流れの一つだ。

じゃあ、この流れに乗っかるためにはどうする?

もう答えは出てるでしょ。


死ぬまで勉強しようぜ!ってこと。


単純で、ありきたりな言葉だけど、将来に対する漠然とした不安を解消するにはそれしかないよ。

つまり、

教養を深めること
=専門性を高め希少価値の高い人物になる

ということだ。


■3つ目:適応能力を高めることとは?

適応能力を高めるとは、要は、どんな環境でも生きていけるしぶとさを身につけるということだ。

確か去年だったかな。トヨタの社長がこんな発言をしたのを覚えとる?

「これから終身雇用を守るの難しい」

いわゆる「50代問題」というもの。

仕事の役割があいまいで、しかも高給取りの人事の処遇に頭を抱える企業は多いらしい。去年トヨタは初めて自動車メーカーとして売上を30兆円を突破したそうだ。そんな超大企業ですら、もう人をたくさん抱えていられる余裕はない。

それを踏まえての発言だ。

ちなみに、この事実も今に始まったことではなく、俺が大学生の頃からずっと言われ続けている言葉だ。

その一方で、社会にうまく適応して日々進化している企業もあるよ。

富士フィルムが液晶フィルムから複合医薬品、化粧品などを作る会社に柔軟に社会に適応して成功したのは良い例だ。

そして、これは企業だけではなく、間違いなく個人にも当てはまること。

昔日本は、国を挙げて一丸となって終身雇用の中で戦ってきた。「企業戦士」という言葉が代名詞だったよね。

でも、グローバル化が進み、結束力も大事だけど、柔軟な変化も求められるようになったのはあなたも知っての通りだ。

じゃあ、それを踏まえてこれからどうする?

答えは一つ。


時代に適応して、どんな仕事でも、どんな環境でも、どんな人とでも、生きていけるという自信を身につけること。


ちなみに、俺が日本郵船のグループ会社である、郵船ロジスティクスという巨大企業をスパッと辞める踏ん切りをつけることができたのも、まさにこの「自信」を身につけたかったからだ。

700億円を越える売上規模の安泰企業を辞めるときに、「なんで辞めるの?」「もったいない」なんて声も正直多かった。

でも、大きな企業で歯車の一部のような仕事をするだけでは、安定とは言えない時代が必ず来るだろうと当時の俺は思っていた。事実そうなってきてるよね。

そして、年齢を重ねるごとに、必ずフットワークが重くなるなと。

将来への不安を和らげ、自尊心を維持するために必要なのは、スキルや知識を身につけることはもちろん大事だけど、それよりも、「自分は何か別のことをして生きていける自信」という精神面の方がもっと大事だと俺は思ってるよ。

常に変化を経験している人は、環境が変わっても「いつものことだ」と、ストレスを感じにくくなる。

逆に、長年一つの場所で、環境の変化を避けてきた人は、ちょっとした変化にも恐れを感じて耐えられなくなる。

だから、これからもバリバリ活躍し続けるためには、変化に対応できる柔軟な「適応力」を身につけていく必要がある。

つまり、

適応能力を高めること
=どんな環境でも生きていける自信を手に入れる

ということだ。


■3年後、あなたはなにしてる?

3年後の今日。2024年2月20日

あなたはどこで何をしているだろう?どんな環境にいる?誰と一緒に仕事をしてる?

間違いなく、アフターコロナの影響は避けられない。いよいよ高齢化が猛スピードで加速していく。IoTやAIといったテクノロジーはますます俺たちの生活に溶け込んでいることだろうね。

3年後もバリバリ活躍している人。

俺はこんな人だと確信してるよ。


『しなやかな人』


変化を楽しみ、変化を受け入れ、変化をうまく活用していくことができる人。

「新しいことへのチャレンジか...あぁ面倒くさいな...」

なんて、すぐに拒否反応を起こしたりしない。もっとナチュラルに変化を楽しみ、受け入れる。

「へぇ、これ面白いね。やってみよう!」

「しなやかな人」は変化を受け入れ、そして、自分の頭で考えて選択する。

だから、

「もう歳だからできない...」

「何をやってもダメなの、私...」

「周りと比べたら、俺なんてバカだから...」

なんて、しみったれてことは絶対に言わない。自分自身で勝手に「壁」を作り、閉じこもることもしない。

とは言っても、それが簡単にできるんだったら、誰も苦労しねーよな・・・苦笑

もちろん俺も自覚症状があるよ。どうしても過去の”負け続けた自分”を判断基準にしてしまうことがある。

「俺には到底ムリ...まだそのレベルじゃないし...」

何度この言い訳を、自分に言い聞かせたことか。でも、そんなこと言ってる間に、40、50、60歳なんてあっという間だ。そう思うと、「過去の失敗」とか「周りの評価」なんて、ぶっちゃけクソどうでもよく思えてこん?笑

変化に対して考えることを辞め、体が動かなくなってしまったらそこでおしまいだ。

あとはメシ食って、排泄して、繁殖してよし。

そんなルーティーンの毎日を繰り返したらいい。

でも、本当にそれで満足?

いやいや、俺に似た欲張りさんのあなたは満足できんだろ!笑

変化を楽しむことができる「しなやかな人」
変化に振り回されない「しなやかな人」
変化を「強み」に転換できる「しなやかな人」

ということで、これからも今まで以上に「しなやかさ」を発揮していこまい!

俺もまだまだ未熟だわ。理想を追えば追うほど、自分のヘボさに泣きたくなってくる。それでも、昨日の自分より1ミリでも成長したいじゃん?カッコいい大人になりたいじゃん?

36歳になった今日。改めてこの3つのテーマを心に刻もう。


■まとめ

「これからの15年間の3つのテーマ」


1.見聞を広めること
=物事の本質を見極める能力を身につけること

2.教養を深めること
=専門性を高め希少価値の高い人物になること

3.適応能力を高めること
=どんな環境でも生きていける自信を手に入れること

 

ps.

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