From:のむらよしのり 横浜・保土ヶ谷の自宅より、、、
横浜で海の通関士になって1年。
ここ最近「仕事ってやっぱこうだよなー」と、個人的に感じる気づきみたいなことをダラダラ書いてる。
で、今日はその5回目。
個人の裁量が狭められる大企業より、個人の責任が大きくなる中小企業の方が、仕事に対する純粋な喜びややりがいを感じやすくなるという話。
最近、それを痛切に感じるわ。
仕事ってつまるところ、他人の「ありがとう」を頂く活動に等しいよね。その「ありがとう」が数値化されたものがお金だ。
ただ残念なことに、今は昔の人より仕事から得られる「ありがとう」を感じにくくなってる感は否めんよね。
その最たる理由は、企業の巨大化と社会のギグエコノミー化だ。組織が大きくなればなるほど業務を細分化して、たくさんの人と仕事を分担することになるし、ギグ化すれば仕事をいろんな人とシェアすることになる。
「線」の仕事が減り、「点」の仕事が増えた。そんなイメージだね。
世の中がどんどん効率化される一方で、仕事から得られる純粋な喜びが得られにくくなってるこの状況を、ある経済学者いわく、「現代における最大の悲劇である」と言い切る人もいるぐらいだからね。それに対して、なんとなく俺もうなずけるわ。
あと、組織の規模が大きくなればなるほど、まー仕事のスピードが遅いのなんのって。
問い合わせても、欲しい回答を得るのに数日かかることもザラ。
「そんなもん、秒で解決せーよ!」なんて言いたくなることも一度や二度じゃない。
挙句の果てには、社内で伝言ゲームみたいになって、まったくトンチンカンな返答が来たりね。
会議、評議、稟議に明け暮れる中で業務を回すのか。それとも、いわゆる少数精鋭で少人数でグルグル業務を回すのか。
ま、これも各々個人の特性があるもんで、どっちが良い悪いはないんだけどね。どちらにもメリット、デメリットがあるし。ちなみに、俺は圧倒的に後者の「少数精鋭」支持派だ。
いずれ嫌でも「個人営業」と「ダイレクト販売」という世の中の流れが来ることがわかってるんだから、今から「責任」という名の負荷をどんどん自分にかけて、メンタルとスキルを強化していくことが何よりも大事だと俺は思うけどね。
要するに、鶏口となるも牛後となるなかれ。つーことよ。
ps.
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