Dear NIPPON

横浜ではたらくマイクロ法人社長のつぶやき

「働き方改革」という言葉にダマされるな!

From:のむらよしのり 横浜・天王町のジョナサンより、、、

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2017年。政府は、この年を「働き方改革元年」と位置付けた。
働き方改革が技術革新を生み、市場開拓力を高める。そう期待を込めて発表した。

しかし、依然として日本人の労働環境は、アメリカ、フランス、イギリス、ドイツなど先進諸外国の平均労働時間と生産性を比較して、労働時間が長い割に生産性が低いことを指摘されている。

また、ある経済学者と名乗るテレビの御用学者はこう言う。

「もしも日本の労働生産性をドイツ並みに高めることができれば、一人当たりのGDPの35%増を見込める」

・・・・どう?この内容読んでみて。

はっきり言って、何のことか抽象的過ぎてチンプンカンプンじゃない?笑

技術革新を生む?市場力を高める?日本人は労働時間が長い?生産性が低い?

何だそれ。労働時間が長い、生産性低い、だから何だ?正直、そんなもんどうでもええわ!って思ってるのは俺だけじゃないと思う。

そもそも生産性って何だ?労働時間が長いって何をもって長いのか?とツッコミたくもなる。

てか、お前らにそんなこと言われたくねーっわ!って激しく言い返したい。

そもそも、本質はそこじゃない。
大事なのは、働く時間の長さとか、生産性とかじゃなくて、働くことで生み出された「価値」の方だろう。

なぜ、働く側にばかり焦点を当てるのか。
なぜ、労働によって生まれた価値にもっとスポットライトを当てないのか。
なぜ、その価値の恩恵を受ける人たちを軸に語られないのか。

こうした視点をもって「働く」ということを捉えれば、何時間働くとか、生産性がどうとか、一ミリも関係ない。

「で、結果、世の中にどんな価値を生み出したんだい?」とは誰も言わない。

結局、この手の議論は、ハナから「労働=一種の罰」として考えられていることに他ならない。

矢印が”自分”にしか向いていないから、俺やあなたが働くことで、その先にいる「困っている人」や「感謝している人」の存在がごっそり抜け落ちてるんだよ。

もちろん、労働者の権利とか、働く労働環境とかは大事なこと。それがよくないがために、良質な商品やサービスの「価値」が消費者に提供できないのであれば本末転倒だからね。

でも、本来労働時間や労働環境といったことを語るのであれば、エンドユーザーである消費者のことをベースに考えて議論されるべきことだと俺は思うけどね。

だから、こうした「労働」について語る前に、俺らはこの質問に対して自分なりの答えを出しておく必要がある。

「あなたにとって働くとは何か?」

ちなみに、俺が思う働くことの定義は、お金と時間を手に入れるためだけにするのではなく、お金と時間を手に入れても一生やり続けたいという「使命感」で行うものである。

あなたなら何と答える?

さて、今日も机上の御託に踊らされることなく、淡々と自分の使命と向き合おう。

 

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