From：のむらよしのり 横浜駅前のコワーキングスペースより、、、
今日はちょっと専門的な話。アイデアを思いつく方法について。ぜひあなたも参考にしてね。
あなたは「車輪の再発明。(reinventing the wheel)」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
車輪の再発明とは、既に広く知られている技術や解決方法があるにもかかわらず、それを知らずに、あるいは、意図的に無視して一から同じ様なものを発明してしまうことを指す。要するに、二度手間のこと。
世の中この「車輪の再発明」に時間を費やしてる人が実に多い。つまり、0から１を生み出そうと頑張ってアイデアを捻り出そうとしている人のことだ。天才ならいい。でも、俺ら凡人は再発明をするのではなく、組み合わせでアイデアを考えてみよう。
ちなみに、よく俺が使うアイデア発想法に、「オズボーンのチェックリスト」というものがある。これは、アレックス・F・オズボーンが考案した発想法で、あらかじめ準備したチェックリストに答えることで、アイデアを発想するというものだ。
それは、以下の9つのチェックリストを指す。
1．転用
新しい使い道は？他分野での使い方はできないか？
2．応用
似たものはないか？成功例の真似はできないか？
3．変更
形式、意味、色、使い方などどこか変更できないか？
4．拡大
大きく、長く、高く、拡大することはできないか？
5．縮小
小さく、短く、低く、縮小することはできないか？または、省略、削減できる部分はないか？
6．代用
人、物、素材、など代用できるものはないか？
7．再利用
配置、順序、型など並び替えられないか？
8．逆転
前後、左右、上下、など反転させられないか？
9．結合
何かと何かを組み合わせる、合体させることはできないか？
以上９個。俺らみたいな凡人が全くのゼロから、素晴らしいアイデアを生み出すことは不可能に近い。
でも、上記のチェックリストを元に、何かと何かを組み合わせたり、逆に、分割してみることで、新しいアイデアを生み出すことならできる。
着眼点次第では、あなただけのオリジナル商品やサービスを生み出すことだってできるだろう。
ちなみに俺は最近、２の「応用」と９の「結合」を使って、本を一冊執筆した。
その本とはこれ。
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実はこの本。「通関士」と「Kindle出版」を掛け合わせて、さらにある医療系の就職本の成功事例を真似て作ったものだ。
繰り返し言うけど、凡人は0から1を生み出してはいけない。さて、あなたは何番を使ってビジネスする？
ps.
論より証拠。
お陰さまで「通関士の資格・検定」の売れ筋ランキングで現在１位。
