親愛なるお金を大切に扱う同志へ
まだ独立して間もない頃。
ある社長さんからこんなお金にまつわる
ストーリーを聞いた。
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「お金」という概念がまだ生まれる前の話。
漁や狩りに出て食料を獲ってくる役目は男の仕事でした。
そして、その帰りを祈りながら待つ女性と子供。
女性たちは考えました。
命がけで家族のために獲物をしとめて帰って来る
男たちに何か感謝の贈り物ができないかと。
それが「貝」で作った美しいオブジェだったそうな。
いわゆるお金の原型。
命をかえりみず私たちのために
食料を獲ってきてくれて「ありがとう」
飢えの不安から救ってくれて「ありがとう」
こうした「感謝の結晶」が
お金の起源なんだそうだ。
そして時代は変わり、
現代はどうなったか。
立場は逆転し「お金を支払われるほう」が、
”ありがとう”と言うようになった。
でも本来は、
「お金を支払うほう」が”ありがとう”と感謝するもの。
だから、いつも、
「こんな素敵な商品を提供してくれてありがとう」
「こんな素晴らしいサービスを提供してくれてありがとう」
「こんなおいしいご飯を提供してくれてありがとう」
お金を支払う時にレジの店員さんに
必ず感謝の言葉を言うような習慣を作りなさい。
それが、お金を使う時の正しい心構えだよ。
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想像してみてほしい。
こうした「ありがとう」があふれた世の中を。
想像するだけでめちゃくちゃ素敵じゃない?
微力だけど、そうした世の中を俺も作れないか。
それが俺が起業した原点だよ。
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