2020年7月24日 東京オリンピック開幕当日まで、あと1632日
お楽しみ様です。
野村美徳です。
いきなりですが、こんな状況を想像してみてください。
あなたは休日を使って知らない街へ旅行に出かけました。
駅に到着したあなたは初めて訪れるその街の風景、建物、食べ物など見るもの全てが新鮮で、あなたの心を一層盛り上げてくれます。
ホテルに向かい荷物を預け、
地図を片手に街をぶらぶら観光することにしました。
数時間が経ち、観光も満喫したところでホテルへ帰ろうとしました。
しかし、あまりにも観光に夢中になり過ぎてしまい、道に迷ってしまいました・・・
(ここはどこだろう・・・)
日はすっかり暮れ、あたりは薄暗くなってきました。
不安は募るばかりです。
(ヤバイな、どうしよう・・・)
外の気温も少しづつ下がり始め、昼ごはんから何も食べていないことに気づき空腹感と疲労感でさらに気が滅入っています。
周りにはレストランらしきものは見当たりません。暖をとれそうな場所もありません。
(疲れてもう動けないや・・・)
とうとう近くの道端に座り込んでしまいました。
そんな疲れ果てたあなたを見かねて、通りすがりの一人の老人が声をかけてきました。
「どうされましたか?」
一通り事情を説明すると、その老人は言いました。
「私の家はこの近くです。そのホテルまで車で送ってあげましょう」
まさに、救世主。
先ほどまでの絶望的な気持ちが一瞬にして消え去りました。
その老人の家に着くとおばあさんが出迎えてくれました。
そして、そのおばあさんからこう言われました。
「少し家で休んでいきなさい」
あなたはその言葉に甘えました。温かいココアまで出てきました。
少しの間楽しく老夫婦とおしゃべりをし、あなたはそろそろホテルへ戻ろうと切り出そうとすると、
「よかったら、晩ごはんもご一緒にいかがですか?」
あなたは大変驚きます。
暖をとらせてもらって、さらにご飯までよばれるなんて。
そこまでは予想していなかったので、さすがに断ります。
しかし、熱心な勧めから結局夕ごはんまでよばれることになりました。
その後、老夫婦と楽しいディナータイムを過ごし無事車でホテルまで送ってもらいました。
どうでしょうか?
あなたはこの老夫婦に対してどのような感情を抱きましたか?
ただただ感謝の気持ちしかない。
必ずこの恩はお返ししたい!そういった気持ちでしょうか?
実はこのストーリーは昔、僕がフランスに行った時に実際にあった話です。
最近僕は、人の心を掴むためにはどうした良いか。
僕という人間に興味を持ってもらうためにはどうしたら良いか。
そんなことを考えたりしています。
そんな折にふと、このエピソードを思い出しました。
「良い意味で相手の期待を裏切る」
それがこのストーリーから学べることなのかもしれませんね。
今度は僕がそれを実践していこう。
それが今の僕に必要なことなんだろうな。
PS
先日、DMを発行するために横浜駅近くの印刷会社に行ってきました。
印刷方法に悩んでいた僕はすっかり困り果てていました。
しかし、そこの店員さんの一人がまさにこの老夫婦のような接客をされている方だったのです!
僕の予想を超えるサービスの提案。良い意味で期待を裏切るサービス内容。
僕はもう完全にこの方のファンになってしまいました。(^ ^)
一気に問題が解決して、感動すらおぼえましたね。
(あぁこうゆう人が人の心を掴むんだな)
意外と身近に僕の行動基準をあげてくれる人たちがいることに一人感動していました。
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のむらよしのり