From:のむらよしのり 横浜・保土ヶ谷の自宅より、、、
理解に苦しむとは、まさにこのこと。
これ、聞いた?新国立競技場に冷暖房が完備されてないって話。
最初それ聞いた時、開いた口がふさがらんかったわ。。。
オリンピック委員会いわく、これから始まるオリンピックの暑さ対策は、「自然の風を循環させれば快適に過ごせる」とのこと。
クソ蒸し暑い日本の7、8月を、扇風機だけでやり過ごそうって、、、ほんと、バカじゃね?笑
ちなみに、サッカーどころのヨーロッパのスタジアムは、冬場は床暖房、夏場は冷房の設備があるのが常識だ。
そういえば昔、ドイツに旅行で行った時、内田篤人の試合を見に、シャルケの本拠地ヴェルティンス・アレーナに行った時は、それはそれは、めちゃんこ驚いたもの。
冷暖房完備は当たり前のこと、スタジアムの地下に、巨大なビールタンクがあるのよ。
ファンが試合観戦を楽しむだけじゃなく、快適な空間で食事も楽しんでね!というメッセージが、ひしひしと伝わってくるよね。
あと、アメリカのメジャーリーグのダイヤモンドバックスの本拠地のチェースフィールド・スタジアムの工夫も素晴らしいと有名だ。
屋根付きで、なおかつ屋根が開く構造で、400億円(5万人収容)ほどの低予算で作られている。芝生は天然芝で、競技のないときは、屋根を開けて太陽で芝を育てているとのこと。
アリゾナの砂漠地帯だから、冷房装置がなければお客も来ないって最初からわかっての設計だろうね。スポーツを「エンターテイメント」の一つと捉えてるだけあって、どれだけ「観戦者ファースト」かがよくわかるよね。
こんな感じで、立派な競技場が海外にはゴロゴロあるにも関わらず、夏は蒸し暑く、冬は乾燥と寒さに悩まされる日本で、冷暖房の装置もなく、屋根もついていない競技場を2020年にもなって、「これが我が国の技術の集大成です」と、得意気になって造ってるってどういうこと?
あ、あと、衝撃だったのが、最大3000億円超まで膨らんだ総工費を、約1500億円に圧縮した際、約100億円の空調設備が真っ先に削られたんだと。
「この発想こそがこの国の国民性であり、文化なんです!」と、言えばそれまでだけど、やっぱり日本人は特殊な民族だよ。
非合理的な政治家のチンケなプライド。まったく金にならん官僚のしょーもない見栄。そして、有名建築家のエゴと自己満。
ほんと、クソどーでもいいわ!って思うのは俺だけ?
もっと、名を捨て実を取る選択ができる日本になって欲しいわ。
ps.
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