From:のむらよしのり 横浜・保土ヶ谷の自宅より、、、
GIFT。日本語に直訳すると贈り物。
実は、この英単語には、もう一つ別の意味が含まれている。
天から与えられたもの。つまり「才能」のことだ。
人は、自分ができないことをできる人を見て、「あの人は生まれ持った才能がある」や、「あの人は特別な能力がある」といったように、一括りに考えたがる。
事実、そうかもしれない。
でも、本当にその人に”天賦の才”が、あるかどうかは誰にも証明できない。
なぜなら、パワプロやウイニングイレブンといったテレビゲームのように、個人の能力を明確に数値化できないからだ。
それでも、”あの人”は生まれながらにして、特別な才能が備わっていると、信じずにはいられない。
信じることをやめた瞬間、いまの自分に才能がないのは、ただ単に努力していないからだ。と、結論付いてしまうからだ。
あの人にはあって、自分にはない”才能”というものを探し求めれば求めるほど、不運な自分の境遇を嘆くことができる。かわいそうな自分を慰めることもできる。
そして、最後にこう呟くだろう。天は我を見放したのだと。
でも、俺は思う。
今のような情報”過多”社会で、うまく生き残るために必要な能力というのは、何か特殊なことができるといった技能的な能力よりも、むしろ、ある事実を知っているか、知っていないかといった「情報収集能力」の方がずっと価値があると思う。
仮にそうだとするならば、それには特別な才能なんていらない。要は、知ろうとするか、しないか。たったそれだけの違いだ。
世の中の仕組みを知っている人は得をして、知らない人は損をする。
改めて俺たちは、そんな時代を生きているのだと、あなたも感じないだろうか?
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