Dear NIPPON

横浜ではたらくマイクロ法人社長のつぶやき

2回目。映画「ノマドランド」観てきた

From:のむらよしのり 横浜・馬車道通関士事務所より、、、

あかん。また観てきてもーた。映画「ノマドランド」笑

これね、この映画↓
https://searchlightpictures.jp/movie/nomadland.html

不思議でしゃーないのが、海外でいろんな映画賞を総ナメにしてる割には、そんなに日本では話題になってないんだよなぁ・・・俺の気のせいかな。。。

ちなみに、あなたはもう観た?

こういった社会派のドキュメンタリー映画は、近い将来当たり前の光景になってることがほぼ確定してるから、間違いなく見ておいて損はないよ。

映画のテーマはズバリ、貧困と格差。まさに今の時代にマッチングしてるわ。

今回俺は2回目の視聴だけど、1回目とはまた違った気づきが得られたよ。「人生、何が幸せで、どう生きるべきか」ということをしみじみ考えさせられる、そんな映画だ。

以下、前にも紹介したけど、ざっくりどんな映画か紹介しとくね。

経済大国アメリカに住む、車上生活者(主に高齢者)たちが、ハードな肉体労働に従事して、季節ごとに仕事を求めて移動しながら生計を立てるドキュメンタリー映画

「高齢者」というのが一つのキーワードだね。

あちこち移動して仕事をする人のことを「ノマドワーカー」と言ったりするけど、要は、住む家を失ってバンやキャンピングカーで、あちこち移動しながら生活してる人たちのことね。

なぜ移動するのか?

理由はシンプル。そう。お金がないから。
映画で特に印象的だったのが、70代後半の女性のノマドワーカーが、
「私は今、死に方を研究してるの。安楽死と言うのかしら。料理で言うところのレシピみたいなものね。それを私が今まで見てきた最高の場所で実行することが私の夢なの」と言うシーン。

自分が選んだ道ならそれでいいじゃないか。の一言で片付けていいものかどうか。
うーん、、、なんとも言えんよな。。。ちなみに、あなたはどう思う?
こんな混沌としたご時世だもんで余計、貧困や格差について考えさせられるよね。

あ、まさか他人事と思っとらんよな?

良い意味でも悪い意味でも、アメリカの後追いをしている日本でも近い将来同じような現象が起こってる可能性は高いよ。

てか、もうすでに日本でも同じようなことが起こってたりするんだけどね。

・家を失う → コロナの影響で住宅ローンが払えなくなる
Amazonでの配送センターでの労働者 → ウーバーイーツなどのギグワーカー
・工場が閉鎖されて街が廃れる → シャッター商店街
・もらえる年金が雀の涙 → 日本も同様
・兄弟・親戚や知人の家に転がり込む → 仕事を失った子どもが実家に戻ってきて、
祖父母、両親、子どもとその配偶者、そして孫の4世代が1つの屋根の下で住んでいる状態

笑えんくね?だけど、これが現実だ。

ぶっちゃけ憂鬱になる映画だけど、自分の価値観を再確認できるコンテンツとして使えるのが、この映画の一番の醍醐味だと俺個人的には思ってるよ。

俺らのような3,40代以下の人間は、もっと「長生きするリスク」についても、ちゃんと考えないかんってことだな。

もしまだ見てなければ、今週末にでも近くの映画館で見ておいでん!ほんと、この映画はマジでオススメだで。

映画「ノマドランド」の予告はこちら。
https://searchlightpictures.jp/movie/nomadland.html

ps.
今月末ぐらいで映画館での上映が終わりそうな感じだで、なる早で観た方がいいよ。

pps.
メルマガも配信しとるでね。
ネットを武器に金を稼ごう。をテーマにブログでは書けん話を毒多めで日々配信中。

今すぐ登録して試しに読んでみる