可処分所得（かしょぶんしょとく）。
用語の定義によれば、可処分所得（disposable income）とは、個人の家計収入から、支払いを義務づけられている税金や社会保険料などの非消費支出を差し引いた金額のこと。と書かれている。
要するに、自由に使えるお金のことだ。
自由に使えるお金である以上、何に使うかは個人の自由だ。ただ、自由に使えるとはいえ、誰しも生涯で使える可処分所得には限りがあるということも忘れたらいかんよね。
じゃあ、人は何にお金を使うのか。
その内訳の大部分を占めるものは大方決まってる。家、車、そして保険。この３つ。他にも子供の養育費や旅行、通信費といったものを加えればさらに支出は膨らむ。
ざっくり計算、生涯可処分所得の3分の2はこれらに支払ってるという統計が出ているよ。どんな人もほぼほぼ例外はないだろうね。
そう考えれば、実は”自由に使えるお金”なんてほとんどないことに気がつく。
ちなみに、支出の筆頭格はもちろん家（住居費）。でも、それに並ぶぐらい人生のコストとなっているのが生命保険に代表される各種保険だ。
仮に20歳から60歳までの40年間、月額3万円の保険料を払い続ければ総額約1500万円の支出になる。だいたいマンション1軒買うのと同じだ。そう考えると、とてつもなく大きな買い物よねー
どれだけの人がこうした単純計算をしているか知らんけど、俺からすれば無駄な出費の最たるものの一つが保険だと思ってる。
不慮の事故や病気にかかる確率を考慮しても、別に保険会社に頼らんでも、その分自分で貯めりゃよくね？って思ってるのは俺だけじゃないと思う。
自分の頭で考えたくない怠け者にとっては便利な金融商品かもね。カモられてるなんて露ほども思わず。
なになに、合理的理由というよりは、義理人情で保険に入ってる人も中にはいるだって？
そうよね、確かにそういった人も多いよね。でも、近所の保険のおばちゃんごめん！あんたを食わせるだけの余裕はうちにはないわ。
ちなみに、あなたは保険はアリ派？それともナシ派？
ps.
おすすめ本の紹介。生涯で使える自由なお金を計算してみよう。
pps.
こちらの書籍もおすすめ。
web製作業者にカモられたくない？だったら最低限これだけは知識武装しておこう。
