From：のむらよしのり 横浜・馬車道の通関士オフィスより、、、
依然として1ドル140円台が続く今日。
聞いた話によると、どうやら140円台は24年ぶりらしいよ。
その影響で連日ニュースでは、日本経済はどうなるのか、今後の為替相場はどうなるのか、どのような投資をすればいいのかと世間は騒がしい。
そして、このあおりを受けて世間は、やれ食費が上がって生活費がカツカツだとか、やれガソリン代が上がって大変だとか嘆いている。
一方、俺はどう思っているか。
そんな不平不満を嘆き散らかした人々を端から眺めながら、強烈な違和感を感じてる自分がいることに気づく。
（うーん・・・なんかちゃうんだよなぁ・・・）
なんて言うか、本質からズレてるというか、木を見て森を見ずというか。
確かに、食費や生活必需品が値上がって、以前ではまったく考えもしなかったことを悩んでいるのは間違いない。
でも、それ以上に、もっと見直すべきところが他にあるんじゃねーの？
てか、こういう時じゃない？自分にとって何が大切か、物事の優先順位を見直す絶好のタイミングって。
古今東西、金がカツカツになる大きな支出というものは決まってるわけで。
家（賃貸含む）、車、保険、通信費、この４つ。他にも時計、飲み代、習い事、養育費とかあるけど、この４つに比べれば取るに足らんよ。そして、食費や生活必需品なんてさらに大したことないわけで。
こんなことお金の専門家でもない俺でも知ってることなのに、小麦が２０円上がったとか、近所の定食屋の牛丼が１０円上がったとか、ガソリンが２円上がったとか、、、ぶっちゃけどうでもよくね？
わかる。確かに、微々たる値上げだろうと出費は出費。出ていくお金は先月より増えるだろう。とはいえ、そんなもん誤差の範囲内だろ。
そんな誤差の範囲内のことばかりに目を向けるんじゃなくて、その前に４大支出を見直したら？そしたら大きなお金が浮くよ？って声を大にして言いたい。
なぜ取るに足らないことばかりにこだわるのか、マジで意味不明でしゃーない。
そうね。それができないんだもんね、大多数の人は。
一度上げた生活レベルは落とせない。それが人間の性であり、見栄であり、虚栄心であり、世間体を気にする「ええかっこしい」ってもんだ。
大きな災害や戦争が起きない限り、この国で一生暮らすと決めている以上、どんなに国のトップがポンコツだろうと、会社の社長がアホだろうと、あーだこーだあいつが悪い、こいつが悪い、円安が悪い、政策が悪いなどと、環境のせいにしていてもどうしようもないだろ。
こんな有事のときでも、変わらず俺らがやるべきことはたった一つ。
水のごとく形を変えて、あるがままの環境を受け入れ、自分の信じる最適解のもと行動していくしかない。竹のようにしなやかに、反発することなく軽く受け流す。
今こそ自分にとって何が大切なのか、逆に、取るに足らないことなのか、価値観を洗い出してみたら？
ps.
ちなみに、俺にとって家、車、保険、通信費、この４つは最低限のものでOK。反対に食事、旅行、友達との飲み会、スキルや知識を培う自己投資はケチりたくないね。
pps.
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